充実した日々(2023年インカレトラック)

タンデムスプリント7位入賞

智也さんとの合作。

1日目タンデムスプリント予選。ここを通過することが目標だったので、全力で臨んだ。結果はTRSの時よりも0.1秒ほど早いタイムで7位に入った。TRS終了後の2回目の蓼科合宿がなければこのタイムは出なかったと思う。

1日目の入賞のための練習に全てを捧げていた僕たちは、メンタル、身体、共に3日目への切り替えを行わなければならなくなった。お互い、遠征中で忙しいながらも時間を見つけてなんとか作戦を何本か立てた。

対するは日大である。自分はサシで戦ったことのないレベル相手であるからかかる重圧はすごかった。それでもここまできたのに諦めることはできないと思い、死んでも勝つ!、この気持ちで臨んだ。メンタルも仕上げた。最低でも、日大を動揺させるくらいの慶應をかましたかった。だから、完全に捲られて、差が開いてしまった後も、最後の最後まで、白線が見えるまでもがきの足を止めなかった。他からしたら負けが確定してるのに本気でもがいてるのはカッコ悪く映ったかもしれないが、最後までやり切りたかった。

結果は負けてしまったけど、それ自体は別に悔しくはなかった。それよりも智也さんともうタンデムに乗れないことが寂しかったし、悲しかった。そして、智也さんをもっと勝たせてあげることができなかった自分の無力さを責めた。本気でもがき、都度語り合った日々は短い期間だったからこそ凝縮されていて充実していた。

今回のインカレも2年生の自分にとって貴重な経験となった。来期にも絶対に生かしていきたい。他の種目に関しても先輩方のアツい戦いを見ることができた。東日本でTSP出走させてもらったのもそうだが、本当に貴重な経験をさせてもらっている。毎回毎回学ぶことが多い。

残すロードもアツい戦いになる。学ぶことができるところは取り入れて、自分も来年その舞台に立っている、ということを念頭に置いて頑張る。自分はサポートだけをしにいくのではない、選手としてそのレースから何を学び取るのか、そこが重要になってくる。もちろん悔しいがそれが原動力なのも間違いない。遠征中はずっと悔しい思いであると思う。

こんなに不甲斐ない自分なのに最後までサポートしてくれたマネや選手には感謝しかない。そしてチームメイトといると明るい気分になれる、これがこのチームの良いところだと思う。本当にサポートの方が頼り甲斐ありすぎて、自分なんか、と思ってしまうことがほとんど。

今は絶賛オフ取り中。一日中寝てても寝れちゃう。結構疲れてたんだな、と。体を労わる。そして来期も頑張るぞい。

平井健三

平井健三

経済学部3年 成長を楽しみます!!

最近の記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


アーカイブ

月を選択

最近の記事

  1. Training Report

  2. 自己紹介

  3. 5/8 川崎

  4. れほ

PAGE TOP