インカレロード

ただ単に書くのが遅くなってしまった。たぶん、ここまで書くのを引っ張った割にはって感じの内容になってしまって気がするが、あくまで備忘録的な意味として書いておく。

前日までの準備は少し前のブログに書いた通り。当日の朝に食べる量を減らしたかったので、前日にかなりの量のカーボを摂取したが、正直こんなにいらなかった。反省点としては、失敗したくないのであれば、やはりチェーン店で食事すべき。アスリートに適したチェーン店は近くになかったが。

あとは、機材は前々から準備するべき。別に準備を怠ったわけではないが、想定外のトラブルにより、健三にホイールを借りることになってしまった。健三にspecial thanks.

当日は、サポート部隊が先に出発して準備してくれたおかげで、いつもの起床時間(6:00)にストレスなく起きて出発することができた。感謝。

会場までは1hくらいだったが、運転する分には楽しい道だったので全然許容範囲。

アップは3本ローラーで。スタート方法的に、スタート直後からガンガンアタックとはならなそうだったので、1回高回転ダッシュしたくらいで、全体としては30minくらい終了した。負荷はそこまで上げておらず、あくまで足の違和感除去程度に。

スタートは並び方がわからず、周りにいた人についていったら前の方をゲットしてしまった。

町長?達のありがたいお話を日差しにジリジリされながら聞いてスタートした。

集団で下りをこなして、狭いクネクネ区間終えてから登り初めで止められて正式スタート。そのあと周回しての感想だが、ローリング区間がなかったら、1周目から落車&中切れ祭りなのは明確で、位置取りが得意でない上、今回に関してはクラス的に後ろスタートな自分にとっては割とありがたかったなと。

正直言って、今回のレースは書くに値する動きという動きはなかったので、レースでの動きは簡潔に書くことにして、来年以降も美麻でインカレが開催される可能性があることを考慮してコースを走った感想を残すことにする。

とりあえず、レース全体の流れとしては、1,2周目が思ったよりも速く、これだと13周どころか5周も持たないかもしれないと不安に駆られたが、楽な走り方とポジショニングを少しずつ覚え始め、結果的に9周完了時直前まで集団で堪えたが、ゴール前の登りで完全に千切れ、グルペットみたいなのを作りながら完走目指して走ってたら、思ったよりも早めに切られてしまい10周完了時に終了といった感じになった。曖昧な記憶に基づくが、1周ごとに10人ずつくらい綺麗にいなくなっていき、そこそこのポジションにいたのだが、5,6周目には後ろの方に追いやられていた。その後は、コースに散らばった応援部隊の声援を力にしながら気合いで3周ほど粘ったという感じ。本当に、展開としてはこれくらい。

以下、来年度以降につなげるための備忘録を書いておく。

まずは補給について。季節的に、雨とか降らない限りは普通に暑いはずなので、水は大量に必要。今回もそうだったが、美麻なら多分、毎周取るくらいの勢いになる。2周目はサポートの位置をイマイチ把握できておらず取り損ねたが、3周目以降は一応ミスなく補給は取れた。補給は毎周取りに行ったが、自分はエネルギーの大部分を飲料から摂取していたこともあって、ほとんどスポドリを取った。

ここでの反省点というか、もっと工夫できた?点としてはわざわざ補給の列に律儀に並ばなくても良かったということ。毎周回、一番ポジション落としてたのは補給所。最初の方は、補給ゾーンが始まる手前から律儀に左端に並んで、補給を取るために減速してる選手をかわしながら補給を取っていたが、結局のところ左端にいる必要などなくて、自分のチームの補給員がいる地点が近づいたらうまいこと左端に寄せてとればポジション後退を防げた気がする。後半は、これをそれなりに実行できたのだが、前半はできなかった。

今回に関しては、自チームの補給員が構えていた地点がそこそこ上の方だったので、律儀に並ぶことのロスがそこそこ大きかった気がする。できればもう少し下に配置しても良かった気がするが、下は勾配が緩くてスピードが乗るので、受け渡しでミスする可能性が高くなるという点では、今回の配置が無難なのかもしれない。

あとは、この手法はレース前半だとうまくいかない可能性がある気がする。振り返ると、有力チーム(数の多いチーム)の補給員については、レース後半になるにつれて位置を把握することができた。だから、周りの選手を見渡して、自分より手前で補給しそうな選手をパスして割り込むことができていたので、レース序盤だと選手を上手くパスできない可能性が高い。ということで、これをやるならレース後半。そもそも論として、来年は先頭で勝負しましょうという話でした。

補給は、固形物に手かつかず、最後の方はお腹がギュルギュル(冷たいドリンクの飲み過ぎ)してたので、頑張って固形物も食べたい。インカレ後2日ほどお腹が緩いのを引きずったので、今後もしステージレースとかを走ることになったら気をつけなければいけない。インカレなら耐え。前日のカーボ詰め込みは、それなりに効果を発揮した気がする。

次に登りでの位置取り。ここは予想通りというか、ゴール手前の登り以外は勾配が緩くて流れるので、よほど逃げに乗りたいとかではない限り、そんなにシャカリキにポジションを上げなくても良い感じだった。ただ、狭いクネクネ区間後の登りは集団がめちゃめちゃ伸びて、前に位置取りできていなかった自分はここでかなり足を使わされたので、当たり前だがここは前にいたい。あとは、最初の登りが終わった後、一旦下ってからの登り返しも集団が詰まるので、良い感じに惰性を使える位置にいたいと感じた。

クネクネ区間といえば、ピドコックが大量発生するので、突っ込まれないように注意しなければ。ちなみに、自分は他人に危害を及ぼさない程度にピドコックしていた。ちゃんとした道を走ったのは多分3周分くらい。大前さんや川野さんは、毎周ちゃんと先頭付近でクリアしていて、こういう位置取りをできるのが理想。毎周というのがとても難しいが。

クネクネ(ガタガタ)区間にちなんで、これは自戒なのだが、スルーアクスルはちゃんと締めておこうということ。自分のは六角を使わないタイプのスルーアクスルで、便利なのだが、トルクがかかりにくいということもあって、段差で前後のスルーアクスルがこれでもかというくらい緩んでいた。メンテして知ったが、自分のトルクは圧倒的に緩かったぽい(ネジが舐めるのが怖かった)。おかげで、世界選のアレをやることになってしまった。

普通に危なかったのでもうやりたくない

前後輪緩んでいたが、流石に前輪しかできなかった。良くも悪くも六角がいらないタイプのスルーアクスルだったので、レース中にできた。もちろん、何かあったらまずいので集団の最後尾でやったが、普通に危ないのでもう二度とやらないように整備したい。後輪も緩んでいて、レース終盤は変速がそれなりに飛びまくっていた。

これはレース以外の面の話だが、直前に急勾配を登りまくった(湘南平ライド)のは良かった気がしてる。ゴール前の登りが試走した時とかよりもだいぶ楽に感じた。普通にコンディションが上がっただけ説はある。ただ、レース後半になって足がなくなるにつれて踏ん張れなくなっていった。単純に脚力不足だが、脚力不足が解消された時に必要なのがパワーなのか軽さなのかは不明。ゴール前だけを考えたら軽さ優位だが、コース中盤の登りはそれなりにパワーも必要。

一応、書き出せたのはこんなところ。もし聞きたいことあったら聞いてください。答えられる範囲で答えます。勝手な予想ですが、来年も美麻だと思ってます。

たくさんの応援とサポートに本当に感謝です。ありがとうございました。決まり文句みたいになって嫌なのだけれど、来年は得点稼ぎます。

4年生はお疲れ様でした。なんだかんだ言って、またレース会場に戻ってきてくれるのを待っています。

ps.アイキャッチは下りでふくらはぎを伸ばしてるの図

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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