大島

特殊な遠征なので、来年以降のために自分としては珍しく準備段階の話などから記しておくことにする。

まず、大島遠征で最も注意すべき点は、車の持ち込みができないこと。基本は船での移動になると思うが、カーフェリーではないために、車を乗せることができない。つまりは、自転車は輪行して、現地での移動はチャリorレンタカーとなる。飛行機という選択肢もあるが、ほとんどの人が船で来ていたように見受けられた。

ここで第二の注意点なのだが、レンタカー、ついでに宿などは、かなり早い段階で予約しないと抑えられないという点。この大会は、東京車連が主催で、学連はそれに乗っけてもらっている形になっている。そのため、エントリーなども車連の方が開始が早い。学連のエントリーが始まってから動き出すと、車連の大会への参加者や、大会関係者にめぼしいレンタカーや宿はすでに抑えられてしまっている可能性が高い。レンタカーや宿は1週間前まで無料でキャンセル可能な場合が多いので、日程が出た段階でとりあえず抑えておくのが賢明かもしれない。

船に関しては基本大丈夫だが、万が一に備えてなる早でチケットは押さえた方が良さそう。

11/3(金)

移動日

23:30に横浜港を出港する船で移動。到着は翌日の6:00。客室は2等和室という床に雑魚寝する形式の客室を使った。

11/3と言えば文化の日で祝日なはずなのだが、今年は授業日として設定されていたため、全員が授業終わり次第向かい、現地で輪行して搭乗するという形となった。来年はどうなるか分からないが、とりあえず金曜から前日入りしている勢を羨ましく思ったのが今年のハイライト。自分に関しては、TTとロードの2台持ちだったので、中野さんに運搬を手伝っていただいた。TT優勝という結果に繋げられたのもこのおかげ。本当にありがとうございます。

横浜港に関しては、乗り場までめっちゃ歩かされてキツかった。荷物多いと詰みです。

駐車場は屋根付きの平置きで、船乗ると一日1000円で止められるのでオススメ。

雑魚寝は、寝られるけどやはり体が痛かった。毛布2枚くらいレンタルして、かける用と敷く用に使っても良かったかもしれない。

とりあえず、消灯から到着までは熟睡できた。

11/4(土)

TT

クラス2 優勝

到着からレンタカーの迎えを呼んだ。今回は本当に残り物のレンタカーしかゲットできず、ホンダのライフ一台で7人で遠征した。1人運転手で、他の選手は全員自転車で移動。ホテルなどが会場近くなら良いが、そうでない場合、天気が悪いとかなり渋い。今回は天気が良かったので問題なかったが、できれば、ハイエースなどをレンタルして車で移動できると良いのかも。

朝6:00到着から、スタートはみんな14時前後なので、ゆっくり移動して試走などをすることができた。自分は疲れるのが嫌で1周で終わらせたが、みんなは2周していた。あとで書くが、2回ほど死にかけたので、コース確認という意味ではもう一周しても良かったが、疲労の面では間違った選択ではなかったので、まあトータルで間違いではなかった。とりあえず、試走も前日入りして行えてれば良かった。

この日は昼だと23度前後あり、気温としてはとても走りやすかったが、風が強かった。6m/sくらい。

走ってわかったが、意外と登り返しが急で、向かい風などで勢いを殺されると登りきりがかなりキツい。少なくとも向かい風区間は、DHバーを持ったまま登り切るのはちょっとキツい登り返しの傾斜と長さだった。風がなければ圧倒的にTTバイクが速いが、この風の強さだとロードと大差はなかったかもしれない。でも、コース自体は直線基調だし、やはりTTバイクの方が速い。

流石に詳細書くのがめんどくさくなってきたのでいきなりスタートまで飛ぶ。

とりあえず、主催者が3本ローラーを10個くらい用意してくれていたのでそれでアップした。基本的に参加人数少なければ埋まることはないのでこれを使ってアップできる雰囲気だった。

夕日が眩しくなってくる15:00ごろスタート。30minほどのTTなので、スタートは足を使わないようにヌルッと加速する感じで。後は淡々とペースを刻んだ。

今の自分的に、30minだと320~330w(パイオニア基準)はでそうで、TTバイクは4iiが付いているので、補正をかけて330~340wを狙って走った。結果的に320wに収まり、ペースがつかめればもう少し踏めたなという印象。

ペースはすごく垂れることはなかったが、後半がやはりキツくなって落ちてしまったようだった。それでも、相対的にはタイムを落とさずに走れた方だったようで、それが優勝という結果に繋がった。

今回やばかった点としては、

一箇所コーンが並べている箇所があり、置き方が微妙で往路はどこを走れば良いか分からず対向車線にコースアウトし、復路ではそれに騙されて間違えたコーナーを曲がろうとして減速する羽目になった。たぶんここで20sくらいロスした。

後はコース上にグレーチングがたくさん用意されていて、一箇所見えないまま60km/hくらいで突っ込んで前転するところだった。直前で気づいていなかったら本当に前転してたかもしれないと思うとゾッとする。

まあ、無事にゴールできて良かった。

11/5(日)

ヒルクライム

クラス1 3位

2ヒート制

この制度は良くない。2ヒート目の方がタイムが良いという訳がわからない輩が大量発生していた。ほぼ同じとはいえ、タイムを落とした自分はクライマーではないのだろう。

ローリングがあったので、実質9%をAve17km/hくらいで走った感じかと思う。前頭は18~19km/hくらいで一段階速い感じ。ローリングを考慮するとどちらもちょうど20分走くらいでとても良い練習になってしまった。

内容は色々あるとはいえ、流れとしてはどちらのヒートも

つけるところまで先頭→中盤からジリジリ離される→同じくらいのペースの選手と抜きつ抜かれつ

だった。

1ヒート目は前半でアタックしてた選手たちが自滅していったので全体の6位のクラス1で2位と数秒差の3位だったが、2ヒート目で彼らが学習したために全体7位?の普通に差が開いたクラス1で3位の人になった。自分はペースを落としたわけではない。周りがタイムを上げてきた。

20minの出力的には

1ヒート目が330弱、2ヒートが325弱とほぼ変わらなかった。体重が64くらいなので5倍ちょっとで2本こなした形になった。1本だけ全力で走ればFTP更新できた勢いで、競争相手の大切さを再認識。キツすぎて限界が解放された。

とりあえず、今回の遠征はシーズン後半の目標の一つであったクラス1昇格を達成できたので満足である。とはいえ、トップと差がつきすぎて、全くうかうかしてられないという現実も突きつけられた。

ひとまず、今週(大島の次週)は関東最速の称号とA基準を奪還すべくバッチリ調整したい。

ps.今回泊まったのは民宿鳴海。少し狭くて会場から遠かったが、民宿とは思えないくらい綺麗でカルチャーショック。

秋田圭佑

秋田圭佑

総合政策学部3年

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コメント

  1. 川野碧己
    • 川野碧己
    • 2023.11.09 11:04pm

    俺はまだ認めないぞ!

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