ぼくのはるやすみ

春休み全体の振り返りと現状報告。

自分の気持ちを整理するためのblog

まず前半から。休みはじめは期末やら怪我やらで2週間ほど何もできなかった。館山合宿でなんとか取り戻そうとしたが合宿中はVo2領域が消えていてとてもつらかったし5minや高速ローテはちぎれた。

逆に国体周回のl2l3なら今までの積み重ねで誤魔化せた。

2週間乗っていなかったのにもかかわらず、合宿後もオフを取らずに焦って練習してtsbが-90を超えた。

そのままバンク合宿を迎えたがボロボロだった。幸い身体だけだとおもっていたが、合宿初日の朝にピストのヘッド周りが劣化してすぐに練習開始できなかったり、今思えば高強度なんてできるわけない状態でF2000とかを大量にやって全部ちぎれたり、周回練のアップでちぎれてたりで心が消えた。

負けず嫌いな性格なので一回一回ちぎれるたびに悔しかったし精神がやられた。

そんなこんなで合宿終えて一日オフ取って富士クリテに出場した。

合宿のデータを入れていない状態でtsbは-30台。めちゃくちゃな状態だったと思うが、気にせず無理に気持ちを入れ替えて会場入りした。試合前のマインドコントロールは得意なので、いつも通りスタート前には気持ちを入れられると思っていたが拭いきれない不安感が結局消えなかった。

性格的に自信過剰だからこそ今まで乗り越えられてきたが、バンク合宿で自分の中の自信が完全に消えてしまった。

弱すぎた高校一年時と同じ気分でスタートラインに並んだ。自信ないのに全国大会に出て、ゴール後のいい未来が何もイメージできない感じ。周りがみんな強そうに見える。雰囲気にのまれないように無理に余裕そうな素振りでスタートラインに並ぶ。完全に弱い奴のマインドに陥ってた。

案の定、一瞬でDNF。「スタートラインに立った時点で結果は決まっている」的な言葉を耳にしたことがあったが本当にその通りだと思った。勝つときは勝てるビジョンをもってスタートしてるしそれを支える根拠となる積み上げてきた練習とそれに伴う圧倒的自信がある。

そういう面でスタート前にすでに結果は分かっていたのかも。

DNF後はまだ走っている選手をぼーっと見ることしかできなかったしものすごく遠い存在に思えた。実際そうなのかもしれないが顕著にそう見えた。慶應のジャージを着てこんな走りをするくらいなら出るべきではないと思った。監督を前にひどい走りをしてしまって申し訳なくなった。

翌日の決勝の観戦時もプロをみる小学生のような目で見てしまっていた。本来自分も戦うべきステージなのに。慶應の選手がゴール後レースについて話してるそれをただ見るだけ。去年のインカレロード後と同じ気分。

春休み全体の振り返りなのに個々の大会の振り返りみたいになってしまったので話を戻すと、

この3月初めまでの一か月はひたすら体力を取り戻そうと耐えて苦しかった期間だった。

富士クリテ一日あけて筑波合宿あったが行けず休息。限界を迎えていた身体を休めた。

富士クリテの翌週に神宮がすぐあったので直前で練習計画を練り直して無酸素とVo2だけやって臨んだ。

休んだこともあって高強度に身体がすんなり順応する感覚もあったし直前のv坂練習でここ一か月で見られなかった成長がみられた。

神宮の結果からみて全然足りなかったが自分の中で消えていた自信をすこし取り戻せた。

ここまでにまるまる一か月かかった。身をもってフィットネスを戻す大変さを実感した。

チャレンジに向けて本格的に計画を練り直して神宮翌日から練習を開始。

ここらへんで大学入ってからずっと破れなかった自分の殻を破ることができた感覚があり、成長がみられなかったVo2パワーがみるみる伸びてきた。身体も絞れてきたし、本来の登りが強みの自分が戻ってきた。ここにきて脱線しかけた目標までのレールに戻ることできて、体重もパワーもオフシーズン最初にたてたチャレンジロードまでの計画に間に合いそうな状態。

合同バンク練でのチーパも前とは違って心肺と脚にかなり余裕をもって走れて、去年までの自分とは違うのを実感できた。後ろに着きさえすれば完全に休める感覚も初めて得られた。体重が落ちても絶対値パワーが上がったことで苦手なバンク(平坦)でも成長を実感できたし、レシオ的になおさらチャレンジのようなアップダウンの激しいコースでの自分に期待できた。

でもバンク合宿中に体調が悪くなりダウンしてしまった。バンク合宿中にいきなり体調崩したわけではなく風邪ひきそうな限界で耐えていた感覚があったので、どこかで引き金を引いてしまったのだと思う。練習を詰め込んでいたのもあって免疫がかなり落ちていたのにも関わらず、一瞬気を抜いたのが命取りだった。スポーツ選手は身体を酷使するので日々身体を気にしないといけないが、部の行事開けに一日なら大丈夫と思って十分に睡眠をとらないままロング練習に行ったのがおそらく引き金となった。気を抜いた瞬間毎回痛い目見てるのにまた繰り返してしまった。

病院では検査してくれなかったがおそらくインフルかコロナ。合宿終わりの豚丼の味が何もしなかったのでおそらくコロナ。

1週間以上寝込んでしまいすっかりチャレンジロードの締め切りも近づいていたが、結局申し込めなかった。間に合わなかったとかではなく葛藤しながら申し込まなかった。

それもここまで体力を戻すのに一か月以上かかったこと、その期間苦しかったのを身をもって経験したから。間に合わないと思ったし何より絶望してしまった。

苦しい期間を経てやっと戻ってきたものが一瞬でまたなくなってしまうのは耐えられなかった。

申し込まなかったせいで年間目標の「全日本一桁順位を取る」という目標のための春先一番の大きな大会を逃した。

コロナで消えた高校の全日本のこともあって、u23ラストで正真正銘ラストチャンスの今年は思い入れが強かったが、結局一回も全日本選手権に出られずにしょうもない形で終わらせてしまった。

こういう経緯で無気力状態になってしまいました。他人には全く関係ないことだからこそ周りに迷惑をかけてはいけないことは分かってはいますが少し疲れてしまって自分勝手になってました。申し訳ないです。

自分の気持ちを整理するためにしょうもないブログを書いてしまいましたが気持ちを入れなおしてまた1からやり直すために残します。

とりあえず当分の間はプライドをなくして弱い自分を受け入れます。じゃないと弱くなった自分

を見るのが怖くていつまでも練習できないからです。

中谷 研斗

中谷 研斗

ストイックに生きます

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コメント

    • 鈴木 紳之助
    • 2024.04.03 8:14pm

    いまは辛いかもしれないけど、俺はお前とインカレでバチバチやるのを楽しみにしてるかな!!
    一緒に頑張ろうぜ!! でもって、大学四年の時一緒にエリートの全日本はしろうぜ!!

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