インカレトラック 準備編

✔︎事前準備

 トラックの配置決め・機材交換(代車代輪中心)

✔︎選手への聞き取り事項

・トラックのサポートに求めること

・その中で一番重視すること

・指名の有無

・サポート以外にやってほしいこと

暫定時程表が出たのと同時に動き始めたくらい。暫定時程表がどれだけ信用できたかというと、確定版での変更点がIPの3~4位決定戦の女子男子が入れ替わったことと、細かな開始時刻が追加されたくらいだった。

インカレの時程は毎年そんなに変わっていなかったとの話があったので、去年のをもとに考えたがそれは全部ボツになった。

来年のために言うとしたら、暫定が出たら動くくらいで十分間に合った。

✔︎人員割り振り

ポイント計算は慣れているななさんに、ビデオは1年生に。観客席に緊急時補給を買い出しに行ける人がほしくて大和田に頼んだ。

そのほかは、普段の試合で慣れている人に選手と仕事を割り当てた。

✔︎代輪・代車の選定過程について

・代輪の優先順位

前輪:(IP/TP/TSP/1kmなど計測系)ディスク→バトン

前輪:(バトン)コリマ→イオ→プロライト→トレカ

後輪:ギブリ→(T4勢以外は)コメット→プロライト→板コリ→カーボンコリマ

✔︎前提事項

・代車代輪の対応について

落車時は代車、出走前トラブルは代輪対応にて行う

・ギブリの扱い

順位決定戦に進出したかどうかで使用可否が決まる

✔︎気をつけたこと

・事前の聞き込みが反映されるようにすること

指名があったものは反映させた。

・選手の要望が選手の担当者に伝わるように

自分が大事にしていること、サポートに大事にしてほしいこと、逆にやらないでほしいことなど

・間に合うかどうか

組数と種目から、移動が間に合うかどうかを考える

・代輪代車担当のメカニックへの事前説明

代輪の空気圧、小ギアの入れ替え、けっぱの取り付け指示やその他諸々。 

インカレの前乗りって、時間があるようでないのはわかっていたので事前にほぼ全部済ませておきたかった。うまくできたかはわからない。

・代輪の枚数/代車の決定・付け替えの指示出し

代輪は、小ギア分の後輪と最低1枚の前輪を用意。

T4に入らないけっぱに岳さんもしくは川野さんの小ギアがつかないようにする

代車はできるだけ近いギア比でできるだけいいけっぱをつける

反省):ギブリのタイヤの太さ19c23c云々を理解しておらず、決戦用に優先される①と計測系の④しか区別せずにメカニックに共有してしまったこと

・メカニックの動きについて

種目が連続する場合は、ニュートラル適用される種目を除いて代輪は出走したことを確認してすぐに撤収、次の種目の準備にあたること

・ギア板について

当初の予定ではスプリント→タンデム→IPで55をつけることになっていたので1枚追加購入することになった

・けっぱの小ギアつけ外しについて

メカニックのためにできるだけ小ギアの入れ替えがないようにすること。プロライトは代輪用と決めて13を保持、付け替えはできるだけギブリのみになるように(したかったが難しかった)

・けっぱの入れ替えを省略できるようにすること

1日2種目以上ある場合、その間で他の種目の代輪用にけっぱを剥ぐことがないようにすること。できるだけつけたまま、組んだまま、もしくはギアの付け替えをいつでもできるような状態にしておくこと。自分の前の種目の終了を待ってその自転車からけっぱを剥ぐのを待たないでいいようにすること。

入部して1年と半学期が経って、どうすれば選手が本番までの時間をベストに過ごせるかを考えてきた。

自分の自転車がずっと組まれた状態にしておくのはギア板やけっぱを共用にしている限りは難しいとしても、最低でも1日何種目もある選手ならなおさら、自分が使うけっぱは1日中保持しておけたら理想だろうと考えて、それが実現するように考えた。

上に書いたこと全部が、全部自分1人の力でわかってできていたならよかったけど、やっぱり選手にしかわからないことは多かった。川野さんの力を存分に借りてしまった。

配置決めをすることになった時、私が立てた目標は全員に問題なく出走してもらうことでした。

でも色々考えて、話していく中でそれだけじゃだめだと思いました。

ちゃんと選手の要望が担当者に伝わるようにすることのほかにも考えるべきことがあると感じました。

複雑なけっぱの入れ替えをなくすことが、選手のパフォーマンスにそれほど影響するかといわれればそうじゃないかもしれないけど、サポートにできることは考えることしかないし、実際私はそれくらいしかできなかった。

もし何かがだめになっても代輪があること、自分の小ギアがついた、空気が入った代輪があること。絶対に出走できる、レースに復帰できる状態が整っていること。

それをサポートのメカニックだけじゃなくて選手にも共有することが、小さくても安心材料になればいいと思いました。

サポートの合格点はずっとわからないけど、合格をもらえるように頑張りたいです。

準備段階でたくさんの学びがあったので、別でここに残します。

川野さんありがとうございました。ちゃんと後世に継いでいきます。

機材メカニックを頼んだ阿部、中谷、清水さん、山根さん、難しいことばかり言って申し訳なかったです。完璧な仕事をしてくださって本当にありがとうございました。

マネージャーの方々、頼りなさすぎたとは思いますが配置を信じてそれ通りにいつも通りの最高なサポートをしてくださって本当にありがとうございました。

本番編に続きます

平石梨佐子

平石梨佐子

商学部3年

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